2021年5月29日に、第1回東京こどもホスピスフォーラムを、フォレスト・イン昭和館にて開催いたしました。あいにく新型コロナウィルス感染拡大防止のため、会場は通常の半分以下の人数に制限することになってしまいましたが、オンラインでも多くの方々に参加していただきました。
講演では、まず「こどもホスピス」開設の先行事例として、横浜こどもホスピスプロジェクトの田川尚登代表理事にお話し頂きました。続いて、子どもの学びについて二人の先生のお話しです。児童文学作家の漆原知良先生「たのしく学ぶ」では、ご自身の体験を通じ、いのちの大切さと子どもは“幸せでなければならない”ということを、あかはな先生でお馴染みの副島賢和先生「学ぶことは生きること」では、病弱児教育の現場での様子から、子どもにとって学びがいかに大切かを、熱く語って頂き、皆様の心にも響いたことと思います。そして、代表理事の佐藤良絵から、東京こどもホスピスプロジェクトを立ち上げた経緯と「東京こどもホスピス」開設への思いを伝えさせて頂きました。
その後、ゲストを交えた遠隔操作ロボットの紹介、石川酒造からの東京こどもホスピス応援酒の紹介などを行い、会場全体が東京こどもホスピス実現への期待で一体となったと感じたところで、終了となりました。
多くの方々にご支援を頂きながら、無事にフォーラムを開催できましたこと、深くお礼申し上げます。